アパート・マンション共用部清掃の「頻度」と「範囲」の正解は?
2025.12.22

アパート・マンションの管理会社・オーナー様から、こんな声をよく伺います。
- 今の清掃頻度が多いのか少ないのか分からない
- 清掃範囲があいまいで、業者との認識ズレが起きる
- 共用部の汚れやゴミ放置でクレームが増えている
- 遠方に住んでいて、物件の状態を確認しづらい
清掃回数を減らせばコストは下がりますが、行き過ぎるとクレーム・退去・空室といった“見えない損失”が増えます。
一方、清掃範囲が曖昧なままでは、「ここはやってくれると思っていた」というトラブルも起こりがちです。
つまり共用部清掃は、
なんとなくの感覚ではなく、「目的」に合わせて“頻度”と“範囲”を設計することが重要です。
この記事では、共用部清掃の頻度・範囲の考え方と、写真付き清掃報告書による“見える管理”のポイントをコンパクトに整理します。
共用部清掃の「目的」を押さえる
共用部清掃の目的は大きく4つです。
- 入居者満足度・更新率アップ
- 内見時の第一印象アップ(空室対策)
- クレーム・トラブルの予防
- 建物・設備の劣化抑制(長期的な修繕コストの抑え込み)
「何のために清掃するのか」が整理できると、どの場所を、どの頻度で、どこまでやるかが決めやすくなります。
共用部清掃のサービス内容や料金イメージは、まずサービスのご案内ページをご覧ください。
「うちの物件だとどれくらいか知りたい」と思われた方は、ページ内のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
共用部清掃の「頻度」の目安

頻度は、建物規模・立地・入居者属性で変わりますが、一般的な目安は次の通りです。
毎日〜週3回が望ましい場所
- エントランス・エントランスホール
- 共用廊下・階段
- ゴミ置き場
物件の“顔”であり、通行量も多く、汚れ・ゴミ・ニオイがクレームに直結しやすい場所です。
目安
- 戸数が多い・駅近・単身者中心 → 週3回〜毎日
- 小規模・郊外・ファミリー中心 → 週2〜3回
週1回が目安の場所
- 集合ポスト周り
- 駐輪場・駐車場通路
チラシ・落ち葉・砂埃など、放置すると「だらしない印象」になりやすい部分です。
週1回のほうき掛け+ゴミ拾いで、見た目は十分保ちやすくなります。
月1回程度でもよい場所
- 共用設備まわり(掲示板・消火器・メーターボックス周辺)
- 建物外周・植栽まわり
日常清掃のついでにチェックし、月1回程度の拭き掃除・簡易清掃で十分なケースが多いエリアです。
共用部清掃の「範囲」の決め方

最低限押さえたい必須範囲
- エントランス・エントランスホール
- 共用廊下・階段
- ゴミ置き場
- 集合ポスト周り
印象とクレームの両面で最重要となるため、日常清掃に必ず含めたい範囲です。
プラスして検討したい範囲
- 駐輪場・駐車場通路
- 建物外周(敷地内通路・側溝・フェンス周辺)
- 掲示板・宅配ボックス周り
物件のグレード・競合状況・賃料帯によって、どこまでやるかを調整するとよい部分です。
「写真付き清掃報告書」で範囲と状態を見える化
アパート・マンション共用部清掃では、写真付き清掃報告書を活用することで、
- 清掃前後の様子
- 重点箇所(ゴミ置き場・掲示板・エントランスなど)の状態
- 異常・ルール違反発見時のコメント
をまとめて確認できます。
これにより、
「どこまで清掃されているか」
「どのエリアの頻度や範囲を見直すべきか」
といった判断がしやすくなり、遠方オーナーでも安心して任せやすい体制が作れます。
「自社物件に近い清掃範囲・頻度の例を知りたい」という方は、サービスのご案内ページのサービス概要・料金目安をご確認ください。
具体的な回数や範囲のご相談は、ページ内お問い合わせフォームで「現在の業者と比較検討したい」など目的を選んでお送りいただければ大丈夫です。
自主管理と清掃業者委託の比較
自主管理・管理会社対応
メリット
- 一見するとコストを抑えられる
- 自分の目で状況を確認できる
デメリット
- 人員・時間の確保が必要
- 忙しさや担当者変更で、清掃にムラが出やすい
清掃業者に委託するメリット
- 設定頻度で安定した品質の清掃を実施
- 清掃とあわせて簡易な見回り点検も可能
- 写真付き清掃報告書で現場に行かずとも状況把握
- 管理会社・オーナーは、募集・入居者対応など本来業務に集中できる
人件費・移動時間・機会損失まで含めて考えると、共用部の日常清掃は専門業者に任せた方がトータルで合理的なケースが多く見られます。
清掃品質を安定させるための工夫

チェックリストの活用
- エリアごとの清掃手順
- 使用する道具・確認ポイント
を簡単なリストにするだけでも、担当者による品質のブレを抑えられます。
報告フローの明確化
- 報告のタイミング
- 写真付き清掃報告書の形式
- 異常時の連絡ルート
をあらかじめ決めておくと、トラブル発生時もスムーズに対応できます。
清掃品質や報告体制に不安がある場合は、まずサービスのご案内ページの「サービスの特徴」をご覧ください。
詳しく比較したい方は、そのままお問い合わせフォームで「現在の業者と比較検討したい」にチェックを入れてご相談ください。
まとめ|物件ごとの“最適な頻度と範囲”を設計する
共用部清掃の正解は、物件によって異なります。
- 戸数・階数などの規模
- 立地・周辺環境
- 入居者属性
- 物件グレード・賃料帯
を踏まえたうえで、
- 清掃の目的を明確にする
- 頻度の目安(毎日〜週3/週1/月1)を決める
- 必須範囲+プラスαの範囲を決める
- 写真付き清掃報告書で“見える化”し、定期的に見直す
このサイクルを回すことで、物件ごとの「ちょうどよい清掃体制」が見えてきます。
共用部清掃の体制を見直したい管理会社・オーナー様は、まずはサービスのご案内ページでサービスの概要をご確認ください。
「まずは金額だけ知りたい」「現地を見て見積もりを出してほしい」など、具体的なご相談は、ページ内のお問い合わせフォームで目的を選んでお送りいただければスムーズです。
1棟のみのご相談や、他社との比較検討の段階でも、お気軽にお問い合わせください。
執筆者プロフィール
執筆者:たてものサービス|清掃コラム編集部
アパート・マンション・オフィスビルの共用部清掃・巡回点検に関する情報を発信する編集チーム。
現場スタッフへのヒアリングや管理会社・オーナー様からのご相談内容をもとに、賃貸経営や物件管理に役立つ清掃・点検ノウハウを分かりやすくお届けしています。
共用部清掃の見直しを検討されている管理会社・オーナー様に向けて、今後も実務目線のコンテンツを継続的に発信していきます。
▶ 株式会社たてものサービス:https://www.tatemono-service.co.jp/